2026/7/15

本日、埼玉県を含む関東地方に熱中症警戒アラートが発表されました。
今年は全国的に厳しい暑さが続いており、本庄市でも連日、危険な暑さが予想されています。
私は救急救命士として多くの救急現場に携わってきました。
夏になると毎年のように熱中症患者の搬送が続きましたが、現場で強く感じたことがあります。
熱中症は、特別な人だけがなるものではありません。
健康な方でも、農作業や屋外での仕事、スポーツ、あるいは室内でエアコンを使わずに過ごしていたことで、短時間のうちに重症化してしまうケースは決して珍しくありません。
「少し休めば大丈夫。」
「まだ我慢できる。」
その油断が、命に関わることもあります。
最近、「熱中症特別警戒アラート」という言葉を耳にする機会が増えました。
名前は似ていますが、意味は大きく異なります。
暑さ指数(WBGT)が33以上になると予測された場合に発表されます。
「熱中症の危険性が極めて高い日」であり、屋外での活動は慎重に判断し、エアコンの使用や水分・塩分補給など、熱中症対策を徹底する必要があります。
さらに深刻な状況で、過去に例のない危険な暑さが予想される場合に発表されます。
この場合は、
など、通常以上の対応が求められます。

熱中症は誰にでも起こりますが、特に注意が必要なのは、
です。
また、熱中症は屋外だけではありません。
実際には、自宅でエアコンを使わずに過ごしていた高齢者が重症化し、救急搬送されるケースも少なくありません。
「電気代が気になるから。」
「まだ大丈夫だと思った。」
そんな理由から、受診が遅れてしまうこともあります。
熱中症は、自分一人の注意だけでは防ぎきれないことがあります。
だからこそ、
「今日は暑いからエアコンを使っていますか。」
「水分はしっかり取っていますか。」
そんな何気ない一言が、大切な命を守ることにつながります。
ご家族はもちろん、ご近所の高齢者や一人暮らしの方にも、ぜひ気に掛けていただければと思います。
熱中症警戒アラート(熱中症警戒情報)の概要(キーメッセージ)
熱中症は、正しい知識と早めの行動で防ぐことができる災害です。
消防の現場で命と向き合ってきた経験、そして現在は市議会議員として地域の安全・安心に携わる立場から、これからも市民の皆さまに役立つ情報を発信してまいります。
厳しい暑さが続きますので、どうか無理をせず、ご自身と大切な方の命を守る行動を心掛けてください。

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