こんにちは。長砂しんやです。
私は結婚を機に、妻さんの姓になりました。婚姻届では姓のことを「氏」と表記しているので、妻氏婚(つまうじこん)なんて言ったりすることもあります。
婚姻して妻姓になるのは日本ではわずか5%しかいないそうです。
私が結婚した2017年当時は4%だったので、10年弱で1%増えました。
有名なかただとサイボウズの青野代表。青野は旧姓で、仕事で旧姓を使用していると、海外出張などで不便なことが多いそうで夫婦別姓を訴えていらっしゃいます。
突然ですが問題です。
婚姻したひとの5%しか経験してない、妻の姓になる方法は次のうちどれでしょう。
①婿養子になる
②婚姻届と一緒に妻姓になる同意書を提出する
③特別なことは必要ない
④考えたこともない
チ、チ、チ、チ、チ、
タイムアップ
答えは③です!
①を選んだあなた。実は間違ってはいない。婚姻届と一緒に養子縁組届を提出する「婿養子」も妻姓になりますが、妻姓になるには③で十分です。
妻姓になったと言うと、「婿養子ですか?」と聞いてくるひとが多いです。それは婿入りと婿養子の違いを知ったうえで、婿養子かどうかを聞いているのか?と疑問に思うことが多いです。
婿入りとは、妻氏になることです。その逆は「嫁入り」です。
婿養子とは、夫が妻方の親の実子になることで、相続権が発生します。
婚姻をして妻の姓を選べるようになったのは1947年の民法改正です。
「妻の姓になる=婿養子」だと思っている人は、戦前の記憶を消し去って、1947年以降の時代に合わせてください。ちなみに夫側に養子縁組することを「嫁養子」とは言わないそうです。
次に②だと思ったあなた。特別な書類は必要ありません。婚姻届をちゃんと見ましたか? 夫姓になるのは自動処理ではありません。みなさんが婚姻届上で、どちらを選ぶかを聞かれ、夫姓になることをしっかり選んでいます。
③特別なことは必要ありません。
婚姻届に、氏(姓)はどっちにしますか?とチェックボックスが2つあります。夫か妻か。
このチェック1つで氏が決まります。
偉そうに書いてる私は、④考えたこともなかったタイプでした。
ただ、自分の姓にしたいという強い願望もなく、長砂という苗字の珍しさに憧れもありました。
いよいよ婚姻届となったときは、②に近い感覚だったかもしれません。
実際に婚姻届を見て、チェックするだけで苗字が決められるなんて!と感動したのを覚えています。この簡易さをもっと多くのひとに知ってもらいたい。
ちなみに、夫婦別姓の議論について、私は夫婦別姓を認めることに賛成の立場です。
さらに私個人の(政治家としてではない)意見としては、姓はなんでもいいじゃないかと考えています。ペンネームや、芸名のように、自分らしい苗字が選べても良いのではと思っています。苗字に縛られる家族観というものに実感がないこともありますが、その一番の理由・社会背景として、マイナンバーカードの登場があります。
すべて番号で管理されるならば、苗字や名前がもつ個人を特定する機能は薄まり、制度上の障壁はなくなるのではないかと考えているからです。
脱線してしまったので、最初の話に戻りますが、婚姻時に妻の姓にすることはなんら難しいことではありません。
難しく考えてしまうのは、みなさんのまわりの大人や社会の古い価値観による影響のせいです。みなさんのせいではありません。
夫氏婚も、妻氏婚も、夫婦別姓も、平等に、自由に選べる世の中にしていきたいです。
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