2026/7/11
【皇室典範、衆議院通過。早稲田ゆき衆議院議員は棄権】
前衆議院議員 佐々木ナオミ
昨日の皇室典範の衆議院採決を、わたしも固唾を飲んで見ていました。
尊敬する早稲田ゆき衆議院議員が、採決に棄権の意思表示をしたこと。党議拘束がかかる中で、理念と民意に誠実に向き合い、スジを通した大先輩の姿勢に、心から敬意を表します。
いうまでもなく、天皇制は、戦前の明治憲法から、悲惨な戦争を経て、現人神として批判すると不敬罪で死刑になるような存在から、民主憲法と反りの合わない部分を削り取ることで、はじめて国民の統合の象徴として存在が許されています。
戦後の皇室が、平和と戦争放棄を大事に、国民に寄り添う姿を見せ続けてきた努力によって、国民からの幅広い信頼を獲得してきたのではないでしょうか?
であるはならば、国民中に女性女系天皇を容認し期待までする自然な民意があるなかで、単に、男系男子にこだわり、血が繋がっているのをどこまで遡っても誰でもいいから連れてくるということでは、統合の象徴をむしろ汚すことになると思います。
特に、この間飛び出した自民党の中曽根弘文衆議院議員の、愛子内親王による皇位継承は「あり得ない」、「結婚する人もいない」「男子を産まないといけないという、すごいプレッシャーがある」との暴言。女性天皇を認めたくない方たちのまさに本音が透けて見えるような差別発言を、二度とさせないためには、女性天皇を認めるしか道はないと思います。
静謐な環境での議論どころか、いじめやマタハラの現場を見せられたような今回の法改正。参議院でも可決する見通しとのこと。
戦後の平和憲法に支えられて、国民と皇室との間で維持されてきた良好な関係が、大きく損なわれることを危惧します。
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