2026/7/31
7月30日に受講した地方議会研究会の「公共施設特別講座」では、午後の部として「インフラ老朽化の課題」というテーマがありました。
研修では、道路や橋梁、上下水道などの老朽化が全国的な課題となっていることや、計画的な維持管理(アセットマネジメント)の重要性について学びました。
公共施設は、複合化や用途変更、統廃合などを検討できる場合があります。一方で、インフラは事情が異なります。道路や上下水道、橋梁は、市民生活を支えるライフラインであり、簡単に廃止することはできません。
芦屋市は市域がコンパクトで、過疎地域を抱えている自治体ではありません。そのため、橋を廃止したり、上下水道の管路を大幅に減らしたりすることは現実的ではないと感じました。また、上水道については阪神水道企業団による広域化が進められており、他自治体とは前提条件が異なる部分もあります。
一方で、芦屋市は下水道の整備時期が比較的早かったこともあり、老朽化率も高く、老朽管路の更新は喫緊の課題です。現在も段階的に更新を進めています。老朽化したインフラは、状態を見極めながら計画的かつ着実に更新していく必要があります。更新を先送りすれば、その分だけ将来の負担や事故のリスクが大きくなります。
ウォーターPPPなどの新しい制度やAIの活用など、効率化に向けた取組は重要です。しかし、それらはあくまで更新を着実に進めるための手段であり、目的ではありません。
特に上下水道は、検討している間も市民生活を支え続けなければならないライフラインです。対応を先送りすれば、市民生活への影響や事故のリスクが高まるため、立ち止まることはできません。
だからこそ、走りながら効率化を考える。今回の研修を通じて、その姿勢がこれからのインフラ行政には何より重要だと改めて感じました。
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