2026/6/10
金井たかし(高志)の「江戸川区情報」江戸川区議会議員・弁護士・行政書士
ルンビニー学園幼稚園卒・江戸川区立下鎌田小学校・瑞江第三中学校卒・都立両国高校卒(金井たかし(高志)のその後の経歴プロフィールを見る)[「たかし」は「高い志(こころざし)」と書く「高志」です。]
2026年6月7日、江戸川区で保護猫活動を推進されているボランティアグループ「えどねこ」さんの譲渡会に伺いました。
4月にも一度お伺いしていますが、今回は江戸川区が直面している課題について、現場で奮闘されるボランティアの皆様から直接お聞きする、大変貴重なヒアリング・意見交換の機会となりました。

保護猫活動の最前線「えどねこ」さんの取り組み
「えどねこ」さんは、飼い主のいない猫の不妊去勢手術(TNR活動)や、新しい家族を探す譲渡会の開催など、小さな命を繋ぐための地道な活動を続けていらっしゃいます。

江戸川区が抱える課題:高齢化に伴う「突然飼えなくなる現実」
江戸川区の公式サイトでもペットの適正飼育の啓発が行われていますが、近時、現場では非常に深刻な問題が発生しています。それは、高齢の飼い主が自身の入院や福祉施設への入所などによって、突然猫を飼い続けられなくなるケースです。
環境省のガイドライン等でも、万一に備えて代わりに飼ってくれる人を見つけておくことの大切さが示されていますが、現実には事前の備えがないまま、ある日突然、猫が取り残されてしまうような事例が発生しています。
その結果、急な連絡を受けた「えどねこ」さんのようなボランティア団体が、急遽その猫たちを保護しなければならず、活動の現場に大きな負担がかかっている実態があります。

実態把握と事前のセーフティネット構築へ
今回、団体の皆様から直接ヒアリングをさせていただき、具体的な課題と、今後区に対してどのような要望をしていくべきかの方向性が見えてきました。
1 実態把握の必要性
現在、江戸川区内で猫を飼育している高齢者の正確な人数は把握されていません。特に「一人暮らしの高齢者でペットを飼っている方」のおおまかな人数や実態がわかるだけでも、団体、また、行政としてより具体的で効果的な対策を立てやすくなると考えています。
2 地域福祉と連携した事前啓発の仕組みづくり
高齢の飼い主の方がまだ元気なうちに、入院などの「もしも」の時に猫のケアを頼める人(預かり先)をあらかじめ決めておくことが極めて重要です。
そのためには、日頃から地域で高齢者と接している民生委員の皆さんや介護ヘルパーさんなどを通じて、事前に飼い主の方へこの大切さを伝え、万一の際の対応を一緒に考えてもらうような地域一体となった啓発活動が必要であると強く感じました。
行政とボランティアの連携の充実化を目指して
私はこれまで保護犬を巡る課題について理解を深めてきましたが、今回、野良猫対策だけでなく、これまで飼い主がいた猫の課題、とりわけ「高齢者とペットの共生」という福祉の側面もはらむ問題について、行政がどのようにボランティア団体と協力し、セーフティネットを構築すべきかを真剣に考える必要性を強く認識しました。
区議会議員、そして弁護士の視点からも、関係部署とこの課題を共有し、「人と動物が安心して暮らせるまち・江戸川区」の実現に向けて、具体的な政策提言と活動を推進していきたいと思います。(筆者金井たかし(高志)のプロフィールを見る)
金井たかし(高志) 江戸川区議会議員・弁護士・行政書士・武蔵野大学法学研究所客員研究員(元LINE(株)監査役 元C Channel(株)取締役 元武蔵野大学法学部・大学院教授 [高い志(こころざし)で、また、豊富な弁護士経験で、江戸川区政に貢献)]
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