2026/7/27
【骨太の方針2026を佐世保市の施策に置き換える】(2026.7.28)
博之と書いてひろしです。本田ひろしです。佐世保市からお届けします。
これまで、「骨太の方針」は国の来年度予算編成の設計図であり、その方向性は自治体にも大きく影響することをお伝えしてきました。
では、佐世保市は何に着眼し、どのような政策を進めていくべきなのか。
私が特に注目しているのは、次の5つです。
① 人口減少対策を”まちづくり”の中心に据えること
佐世保市は人口減少・転出超過という大きな課題を抱えています。国も「地方創生2.0」を掲げ、若者や女性に選ばれる地域づくりを重視しています。
移住促進だけでなく、「佐世保で学び、働き、暮らし続けたい」と思える環境づくりが重要です。
② 人材育成への投資
長崎国際大学の新学部設立支援など、人材育成への投資は国の方向性とも一致しています。
大切なのは大学を設置することではなく、人材が地域に定着し、市内の医療・福祉、ものづくり産業で活躍できる仕組みを整えることです。
③ 防衛産業・経済安全保障を地域の成長につなげること
骨太の方針では、防衛生産・技術基盤の強化や人材育成が重要政策に位置付けられています。
海上自衛隊や米海軍基地を有する佐世保市には、艦艇整備を支える企業や高い技術力を持つ事業者が集積しています。
こうした地域資源を、雇用や技術開発、地域経済の発展へつなげる視点も重要です。
④ 観光は”人数”から”地域経済への効果”へ
観光客数だけでなく、宿泊や飲食、買い物などによる消費額を高め、地域経済へ波及させることが求められます。
⑤ 防災・インフラの更新
国は防災・国土強靱化を重点分野としています。道路や橋梁、水道施設など老朽化対策を着実に進め、市民の安全・安心を守らなければなりません。
佐世保市は地方交付税など国の財政支援に支えられています。
国の政策を的確に捉え、地域の成果へ繋げること。それが議会と行政に求められる『情報収集力』であり、そこから生み出す『政策提案』こそ議員の重要な役割だと考えます。
「知らなかった」「準備が間に合わなかった」では、せっかくの支援を活かすことはできません。
変化する国の方向性をいち早く把握し、積極的に活用できるかが予算編成の大きな鍵になります。
令和9年度予算編成が、佐世保市の未来につながるものとなるよう、注視していきます。
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