2026/6/13
こんにちは、兵庫県議会議員(神戸市北区選出)の大塚公彦です。
先日、「山の街シニアクラブ」の例会にお招きいただきました。人生の大先輩方の前でお話しさせていただくのは、私にとっても非常に身の引き締まる、かつ心温まる経験でした。今回は、シニアクラブの活動から学んだ「人生100年時代の生き方」と「地域の未来」について、3つのテーマで綴ります。

1. 経験という宝物:シニアの知恵を次世代へ繋ぐ
山の街シニアクラブの皆様とお話しして驚くのは、その知識の深さと、地域に対する深い愛情です。長年、様々な分野で活躍されてきた皆様の経験は、地域にとって計り知れない価値を持つ「無形の資産」です。
シニアの皆様が持つ「人との繋がりを育む知恵」や「地域の歴史に関する記憶」は、若い世代では決して得られない貴重な財産です。この知恵をいかにして現役世代や子供たちに伝えていくか。例えば、伝統文化の継承や、子供たちの登下校の見守り、あるいは地域の課題解決に向けたアドバイザーとしての活躍など、シニアの皆様が「主役」として輝ける場面をもっと増やしていくべきだと考えています。
地域の発展は、若い力だけではなく、経験豊かなシニアの皆様の知恵と力があってこそ成り立つのです。その価値を社会全体で認め、尊重する風土を創ることが、私たちの責任ではないでしょうか。






2. 孤独を防ぐ「居場所」の力:心の健康を守るコミュニティ
シニアクラブの最も重要な役割の一つは、会員の皆様にとっての「居場所」を提供することです。退職後や家族構成の変化に伴い、社会との接点が減ってしまうことは、心身の健康に大きな影響を及ぼします。
定期的に集まり、お茶を飲みながら談笑し、時には一緒に旅行や趣味を楽しむ。こうした何気ない交流が、フレイル(加齢による虚弱)予防や認知症対策に絶大な効果を発揮することが、医学的にも証明されています。
実は、これは単なる「福祉」の問題ではなく、社会全体の活力に関わる重要な課題です。シニアの皆様が元気で、社会とのつながりを感じながら暮らすことで、医療費の抑制にもつながり、地域全体の経済活動も活発になります。県議会議員として、こうした地域の自主的な活動が継続できるよう、助成金制度の拡充や、公共施設の利用しやすさ向上など、ソフト・ハード両面からのサポートを強化してまいります。
3. 支え合う北区へ:多世代共生社会のモデルケースを創る
神戸市北区は、豊かな自然と閑静な住宅街が共存する素晴らしいエリアですが、坂道が多いなどの移動の課題もあります。シニアクラブの皆様からも、交通アクセスの改善や、買い物の利便性向上について切実なご要望をいただきました。
私は、シニア世代が不自由なく暮らせる街は、子供たちにとっても、そして私たち現役世代にとっても「優しい街」であると確信しています。デマンド型交通の導入や、ICTを活用した見守りサービスの普及など、最新のテクノロジーを導入しつつ、シニアクラブのような「人の温もり」を大切にする活動を融合させる。そんな、世界に誇れる「多世代共生社会のモデル」を、ここ北区から創り上げていきたいと心から決意しました。
【神戸市北区】兵庫県議会議員 大塚公彦
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