2026/5/22
本日の財政総務委員会では、全体で5時間、私からは約50分に及ぶ議論となりました。法定協設置議案そのものは、既定路線として賛成多数で可決される見通しであったため、私は「なぜ今、都区制度なのか」という本質部分について、市長を中心に質疑を行いました。
しかし、事前調整が十分ではなかったのか、答弁にはチグハグな部分やお互いアドリブ的多く、納得のいく議論にならなかったと反省しています。
特に印象的だったのは、答弁の中で「大阪市廃止」という表現を徹底して避け、「再編」という言葉に終始していた点です。
しかし実態としては、大阪市という基礎自治体の制度変更を伴う極めて大きな改革であり、市民に対して曖昧な表現で説明することには強い違和感があります。
また、今回改めて確認できたのは、法定協議会は“特別区設置協定書を作成するための場”であり、協定書そのものを作らないという選択肢は基本的に想定されていないということです。
つまり、制度の前提は最初から「都区制度ありき」で進んでいると言わざるを得ません。
だからこそ私は、都区制度を前提とした制度設計に参加すること自体に、大きな疑問を感じています。
さらに議論の中では、私が重視してきた「水平連携」――すなわち周辺自治体を含めた関西経済圏全体の視点について、十分な議論は行われませんでした。
あくまで“大阪府と大阪市の再編”によって大阪全体が成長する、という説明が中心であり、北摂・東大阪・堺・京阪神まで含めた広域経済圏としての将来像は、ほとんど見えてきませんでした。
私は、これからの時代に必要なのは「広域行政を誰が独占するか」ではなく、「圏域全体でどう役割分担し、連携するか」という視点だと考えています。
議会の中で、この観点から議論している議員は決して多くありません。
だからこそ、別の機会には、横山英幸市長とも、真正面からこのテーマについて議論してみたいと思っています。
別途
(藤原質疑)大大阪を経て市民は「大阪市民」という帰属意識を形成してきたと思う。大阪市がなくなることへの市民感情を市長はどのように受け止めておられるのか尋ねました。
(市長答弁)大阪市という自治体に市民の愛着があることを否定するものでは決してないが、大阪への愛着は、大阪の「まち」への愛着と認識しており、私自身も強い愛着を持っている。
時間がないので返さなかったのですが、今の子供達は公立幼稚園では必ず大阪市歌を歌うし、園出身の子達は小学校入学式では熱唱するんですよ。親になり一層大阪“市”への愛着が大きくなりました。会派幹事長のように議場で歌おうかなw



この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>藤原 よういち (フジワラ ヨウイチ)>本日の財政総務委員会では、全体で5時間、私からは約50分に及ぶ議論となりました。