2026/2/7
令和の玲!しもだ玲です。

更生保護と「命」を描いた映画『ミックスモダン』のご案内を、
監督の藤原稔三さんからいただき、ポレポレ東中野 へ足を運びました。
■10年以上前の記憶と、父の声
前回この映画館を訪れたのは、もう10年以上も前のこと。
そのときは、亡き父に声をかけられ、
ドキュメンタリー映画『ある精肉店のはなし』を観に来ていました。
場所というのは、不思議なもので、時間を越えて記憶を連れてきます。
映画の背景にある「現実」本作は、保護司としても活動されている、
監督ご自身の経験をもとに制作された作品。
映画に登場するお店のモデルとなった『千房』 は、
実際に少年院や刑務所出身者の雇用支援を行っているそうです。
製作期間は5年。
ベルリン国際映画祭パノラマ部門への選出後、
法務省の後援により全国15か所の保護司会で上映され、
大きな反響を呼んだと伺いました。
■支援の現場で、私が見てきたもの
私は保護司ではありませんが、初当選来、社会に溶け込むのが
苦手な方々の支援に関わってきました。
そこには、きれいごとでは済まされない現実があります。
特殊詐欺に巻き込まれ、服役し、
出所後にオーバードーズで命を落とした後輩。

※約15年前!私も若い(笑)
身寄りがないまま上京し、仕事がうまくいかず、
お金を貸したまま、消息を絶った同年代の女性。

面倒を見ていたものの、
お世話をしてくれた私の友人たちから
お金を借りたまま消えてしまった男性。
子どものためというので、スポンサーを紹介したにもかかわらず、
協賛金を持って連絡が途絶えたシングルマザー。
そして今は、
特殊詐欺に巻き込まれ、精神を病んでしまった、
年の離れた弟のような存在が、頭から離れません。
■「やり返しにいくからな」という声
2023年の春先、特殊詐欺に巻き込まれた若者を救うため、
練馬と千葉の警察と連携し、その拠点を壊滅させることができました。
やりとりの最中、電話の向こうから聞こえてきた、
「おまえ、絶対にやり返しにいくからな」という言葉を、
私は今でも忘れられずにいます。
■支援する側も、守られなければならない。
更生活動には、粘り強さが必要なのだと思います。
同時に、支援する側が孤立せず、
守られる仕組みも不可欠だと、強く感じています。
そういえば、任期一年目、当時所属していた、
“みんなの党”の先輩議員が力を入れていた
『更生保護サポートセンター』を練馬区に
設置する取り組みに関わらせていただきました。

※練馬区議会 平成24年10月 決算委員会
しもだ玲の議事録より引用
この映画は、私自身がこれまで歩いてきた支援の時間を
静かに振り返らせてくれました。
命のそばに立ち続ける人たちの姿が、
静かに、しかし確かに胸に迫る一本です。
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