2026/2/25
令和の玲!しもだ玲です。
予算質疑5日目は、
総額**約1.4億円規模**の
練馬区のフレイル予防アプリ
**「フィット&ゴー(Fit & Go)」**について取り上げました。

高齢者の健康維持を目的とした重要な事業ですが、
質疑を通じて見えてきたのは、**成果の測り方の問題**です。
■登録者数は増加
まず、利用状況の数字です。
●登録者数
・4,256人(2025年12月末)
・前年度比 + 1,168人
登録者数は着実に増加しています。
■継続利用は約3割
一方で、実際に利用している人を見ると
状況は変わります。
●アクティブユーザー
・1,362人
・前年度比 +559人
登録者の**約3割**にとどまっています。
つまり、
登録した人の多くが、継続的には使っていない
という状況です。
■フレイル予防の成果は「登録数」ではない

フレイル予防は、**健康行動の継続**によって
効果が生まれる施策です。
そのため本来は、
・継続利用率
・運動習慣の定着
・健康指標の改善
など、**行動変容**を成果指標として
評価する必要があります。
しかし今回の答弁では、
「成果指標は設定している」との説明はあったものの、
継続利用や行動変容が、
どの程度進んだのかを示す具体的な数値は、
示されませんでした。
■インセンティブの効果も検証が必要
事業には、
参加を促すためのインセンティブ経費も
計上されています。
ただし重要なのは、応募を増やすことではなく、
**行動を継続させること**ではないでしょうか。
インセンティブが
**健康行動の定着につながっているのか**
ーーーという検証も必要です。
■アプリだけでなく「行動と結びつく仕組み」を
アプリは便利なツールですが、
それだけでは行動変容が起きにくい場合もあります。
そこで、
・区施設での定期的な体重測定
・血圧測定
・健康チェックの機会
など、**リアルな行動と結びつく仕組み**を
組み合わせる必要性も提起しました。

間違いなく、アナログ式の方が効果が出ると思います。
■限られた予算だからこそ成果を
予算額は、トータル約1.4億円という
とても大きい規模の事業です。
だからこそ重要なのは、
**登録者数ではなく、健康行動につながったか**
という視点です。
限られた予算の中で、
より多くの区民の健康につながるよう、
**施策設計の見直しと成果の可視化**が
求められると考えています。
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