2026/6/2
令和の玲!しもだ玲です。
今朝は、西武新宿線・上石神井駅での
活動報告からスタートしました。

SNSやブログを見ていると反応してくれると
更新にも力が入ります!
さて、台風6号が日本列島を横断中ですが、
SNSで練馬区の学校の休校判断について投稿したところ、
「自治体によって休校の判断が違うのはなぜ?」
というご意見が相次ぎました。
私自身も一期目の議員時代、
担当課からヒアリングを受けた際に、
“休校の判断には全国共通のルールがあるわけではない”
という事実に驚いたことがあります。
今回は、その仕組みについて共有したいと思います。
なぜ 自治体によって対応が違う?
学校の休校を決める権限は、
国ではなく各自治体の教育委員会や学校長にあります。
例えば、
・海の近くで高潮の危険がある地域
・山や川が近く土砂災害の危険がある地域
・電車やバスが止まりやすい地域
では、同じ台風でも危険度が異なります。
そのため、地域の実情に応じて判断する
仕組みになっています。
ゲームで例えるなら、
「雪のステージ」と「砂漠のステージ」
で同じ攻略法が通用しないのと同じです。
地域ごとに条件が違うため、対応も変わるのです。
練馬区の休校基準は?
では、練馬区ではどのような基準になっているのでしょうか。
練馬区教育委員会では、
子どもたちの安全を確保するため、
区立幼稚園・小学校・中学校について、
登校日の午前7時時点で以下の警報が発表されている場合は
臨時休校としています。
・レベル5 大雨特別警報
・レベル4 大雨危険警報
・特別警報(暴風・大雪・暴風雪など)
・暴風警報
・暴風雪警報
一方で、
・大雨警報(レベル3)
・洪水警報
のみの場合は、一律休校ではありません。
ただし、
学校ごとの事情に応じて独自に休校とする場合があり、
その際は学校から事前に連絡があります。
つまり、
「午前7時の時点で一定の警報が出ているかどうか」
が、練馬区の基本ルールになっています。

事前休校と当日判断どちらが良い?
ここで議論になるのが、
「前日に休校を決めるべきか」
「当日の朝に判断すべきか」
という問題です。
【事前休校】
■メリット
・子どもの安全を確保しやすい
・保護者が仕事の調整をしやすい
・学校や教職員も準備ができる
・朝の混乱を防げる
特に大型台風の場合は、安全面で大きなメリットがあります。
■デメリット
・予報が外れると普通に登校できた可能性がある
・授業時間が減る
つまり、「空振り」の可能性があります。
※このクレームが多いそうです。
【当日判断】
■メリット
・最新の気象情報で判断できる
・必要以上の休校を避けられる
テスト前日に勉強計画を立てるのではなく、
当日の問題を見て判断するようなものです。

■デメリット
・朝になって急に休校が決まる
・保護者の仕事調整が難しい
・登校中に天候が悪化するリスクがある
安全面では不安が残ります。
大切なのは「休校したか」ではない
私は議会でもよく、
「何をやったかではなく、何が変わったかを見よう」
とお話しています。
これは防災対応も同じです。
重要なのは、
「事前休校をしたか」
「当日判断をしたか」
ではありません。
本当に見るべきなのは、
・子どもたちの安全が守られたか
・保護者の混乱を減らせたか
・学校現場の負担を減らせたか
という結果だと考えます。

志茂田の志
大型台風で影響がほぼ確実な場合は、
事前休校の方が合理的だと考えます。
一方で、予報が不確実な場合は、
明確な基準を事前に公表した上で
当日判断を行う方が良いでしょう。
練馬区のように
「午前7時時点で一定の警報が発表されていれば休校」
というルールをあらかじめ示しておくことは、
保護者や学校が迷わないためにも重要だと思います。
大切なのは、保護者も学校も迷わないこと。
そして何より、子どもたちの命と安全を守ることです。
台風が来るたびに判断が話題になりますが、
「どちらが正しいか」ではなく、
「どちらがより安全で合理的か」
という視点で考えることが重要だと思います。
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