2026/5/24
先日、播種(はしゅ)作業を行いました。
播種とは、苗箱に土を敷き、種籾を均一に撒き、その上から覆土を行う、米づくりの重要な工程です。
今回、実際に作業を行う中で改めて感じたのは、米づくりは決して単純な作業ではないということです。
水の量、土の状態、播種量、機械の調整。
一つひとつに細かな管理が必要で、少しの違いが苗の生育にも影響します。



播種から1週間。
綺麗に芽が揃ってきました。

普段、私たちは当たり前のように米を口にしていますが、その裏には多くの手間と技術、そして日々の積み重ねがあります。
育苗、水管理、天候への対応、病害虫対策。
自然相手だからこそ、毎日が勉強です。
一方で、地域では高齢化や担い手不足が進み、耕作放棄地の問題も深刻化しています。
田んぼは、一度荒れてしまうと簡単には元に戻りません。
農地が失われれば、景観だけでなく、水路や地域環境、防災面にも影響が及びます。
そして何より、長年地域で受け継がれてきた農業技術が失われてしまいます。
米づくりは、単なる作業ではありません。
水を見る感覚。
天候を読む経験。
土の状態を見極める知恵。
こうしたものは、現場の中で受け継がれてきた「技術」です。
近年は、「令和の米騒動」とも言われる状況が話題となりました。
https://www.mri.co.jp/knowledge/column/reiwa-kome-soudo/index.html
価格高騰や供給不安を通じて、多くの方が改めて「食」の大切さを感じたのではないでしょうか。
日本の食料自給率は決して高い状況ではありません。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/012.html
だからこそ、地域農業を守ることは、単なる産業政策ではなく、日本の暮らしや安全保障を守ることにもつながると感じています。
私自身、議員としてだけでなく、農業に携わる一人として、多くのことを学ばせていただいています。
現場に入るからこそ見える課題があります。
地域の田んぼを次の世代へつないでいくために。
そして、日本の食を守るために。
これからも、現場の声を大切にしながら取り組んでまいります。

この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>原 よしのり (ハラ ヨシノリ)>1から学ぶ米づくり