2026/5/23

【はじめに:公立保育所の「当たり前」を疑う】
「同じ公立なのに、なぜうちの園だけお米を持参しなければならないの?」
「猛暑の中、朝持たせたおにぎりの衛生状態が不安でたまらない」
私、倉敷市議会議員(青空市民クラブ)の齋藤武次郎のもとには、保護者の皆様からこうした切実な声が届いています。私はこれまで、学童保育や不登校、発達障害など、既存の制度からこぼれ落ちてしまう課題に一貫して光を当ててきました。
2025年9月議会では、現場視点から倉敷市の保育行政が抱える「不都合な真実」を浮き彫りにし、改善を迫りました。
倉敷市内の公立保育所20園のうち、いまだに6園で「3歳児以上の主食持参」が続いています。
課題の指摘: 同じ市内、同じ園内での不公平感に加え、猛暑下での衛生管理リスク(保育士の休憩室で保管されている実態など)を厳しく追及しました。
成果: 齋藤の提言を受け、市から「全園での主食提供(完全給食化)に向けて検討する」との前向きな答弁を引き出しました。
民間に比べ、公立保育所の施設更新は著しく遅れています。
現場の視察: 私自身が現場を歩き、待機児童対策の影で保育士の休憩室が削られ、労働環境が悪化している実態を指摘しました。
成果:「保育士が働きやすい環境整備」をセットにした、公立保育所の計画的な建て替えを当局に約束させました。
私の政治活動の柱は、「日の当たらない課題にこそ、政治の責任がある」という点にあります。
学童保育・不登校支援: 自身の孫の経験を通じ、一人ひとりに向き合う「ヒト」への投資を提言し続けています。
発達障害児への合理的配慮: 投票所のバリアフリー化や、福祉サービスの利用制限緩和など、具体的な「実績」を積み上げてきました。
「市役所の窓口で解決しなかった」「誰に相談していいか分からない」
そんな時は、ぜひ齋藤武次郎にご相談ください。
現場を歩き、データに基づき、議会で正論をぶつける。それが、私が議員として果たしてきた「仕事」です。地域の有力な陳情先として、皆様の声を決して無駄にしません。
▼今回の代表質問の詳細は、以下の動画からご覧いただけます。
【倉敷市の保育に激震】「主食持参」の壁と、休憩室に置かれるお弁当。議会で明かされた公立保育所の意外な実態
「公立保育所なら、設備もサービスも一定の基準で整っているから安心」――。多くの子育て世代が抱くこの信頼が、今、静かに揺らいでいます。2025年9月の倉敷市議会において、齋藤武次郎議員の質疑によって白日の下にさらされたのは、私たちが当たり前だと思っていた「保育の質」の裏側にある、あまりに前時代的な実態でした。
そこには、保護者の負担に直結する「主食持参」の不平等や、猛暑の中で行き場を失うおにぎり、そして老朽化が進む施設で疲弊する保育士たちの姿がありました。今回の議会論戦を切り口に、倉敷市の保育現場が抱える構造的な課題を浮き彫りにします。
現在、倉敷市内にある公立保育所および公立認定こども園は計20園。しかし、そのすべてで温かいご飯が提供されているわけではありません。実態は、14園で提供がある一方、残りの6園では今なお保護者が主食を持参しているという「格差」が存在します。
特に深刻なのは、同じ園内であっても年齢によってルールが変わる、いわば「3歳の壁」です。3歳未満までは園側が用意していた主食が、3歳になった途端に突如として「家庭からの持参」に切り替わる。共働き世帯にとって、毎朝の主食準備は小さくない負担です。同じ公立施設、さらには同じ園に通いながら、なぜこれほどの不公平が生じているのか。齋藤議員が指摘したこの矛盾は、人員や施設面の制約という言葉だけで片付けるには、あまりに重い現実です。
昨今の異常とも言える酷暑の中、保護者が最も懸念するのは、朝持たせた主食の「衛生管理」です。昼食の時間まで、おにぎりやパンが果たして安全に保管されているのか。その答えは、現場の苦肉の策ともいえる驚くべきものでした。
なんと一部の園では、保護者が持参した主食を「保育士の休憩室」で保管しているというのです。これは、保育室や給食室に適切な保管環境がないため、園内で唯一、確実に冷房が効いている場所を選んだ結果に他なりません。本来、リラックスすべき休憩室にお弁当が並ぶという光景は、施設のインフラ不足が限界に達していることを象徴しています。
万が一の食中毒に対する保育士の精神的なプレッシャーは計り知れず、齋藤議員も「朝持っていった主食が本当に衛生上大丈夫なのかという不安は、親なら誰でもわかる」と、その切実な心境に寄り添った指摘を行いました。
問題の根源にあるのは、施設の「老朽化」と行政の計画性の欠如です。民間保育園が国の補助制度を賢く活用し、年に2〜3園というペースで計画的な建て替えを進めている一方で、公立保育所の更新は著しく停滞しています。
齋藤議員が視察時に「建物の古さに驚いた」と漏らした通り、公立の現場は耐震対策や日々の修繕でかろうじて維持されているのが現状です。民間が最新の設備で保育の質を高める中、なぜ公立はこれほどまで取り残されているのか。国の制度を活用した戦略的な更新を行ってこなかった行政の姿勢が、今、施設のクオリティという形で子供たちや保護者に跳ね返っています。
深刻な保育士不足が叫ばれる中、市は「積極的な職員採用」を進めていますが、そこにも大きな歪みが生じています。待機児童対策を優先するあまり、遊戯室などを保育室に転用した結果、増員されたスタッフの居場所である「休憩スペース」が削り取られているのです。
手狭な休憩室、さらにはそこが子供の主食の保管場所にもなる。これでは、プロフェッショナルとして質の高い保育を維持するための休息など望むべくもありません。職員数に対する適正なスペースの確保を怠ることは、保育士の疲弊を招き、離職へと繋がる負の連鎖を生みます。施設を新しくすることは単なる「箱モノ行政」ではなく、保育士の尊厳を守り、結果として子供たちの安全を守るための必須条件なのです。
今回の質疑を受け、倉敷市は全園での主食提供や計画的な建て替えに向けて「検討」を開始すると答弁しました。しかし、保護者や現場の保育士が求めているのは、前向きな言葉以上に「迅速な実行」です。
「子育てするなら倉敷」というスローガンが、単なる看板倒れになってはなりません。今回浮き彫りになった課題は、私たちが預けている場所の「当たり前」が、もはや時代に合わなくなっていることを示しています。
行政が示す「検討」が、いつ、どのような形で実現するのか。私たち市民は、今回の議会での指摘をきっかけに、倉敷市の保育環境が真のアップデートを遂げるまで、しっかりと注視し続けなければなりません。
次に、質問通告3点目の市立保育所・市立認定こども園についてお伺いいたします。
この項の1点目は、主食持参の現状についてお伺いいたします。
倉敷市内には、市立保育所と市立認定こども園が現在、合わせて20園ありますが、そのうち給食の主食を提供している園と、主食を保護者が持参している園があります。主食を保護者が持参する園も、3歳未満児は園が提供しており、3歳以上の園児のみが主食持参の対象であります。疑問や不公平を感じる保護者もおられると思います。
給食施設や人員面での制約があるのかもしれませんが、保護者の負担や昨今の気象状況等を考えると、主食の持参について、保護者が朝早く持参した主食を子供が食べるまできちんと保管されているのかという不安や、衛生面等に配慮しなければならないため、保育士等の皆さんの負担にもなっているのではないかと思います。
統一して完全給食とすることができないのかと思いますが、当局の御見解をお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二君)野田保健福祉局長。
◎保健福祉局長(野田和男君)本市では、市立保育所及び市立認定こども園の給食調理業務について、安定的、継続的な運営体制の確保等を目的として、平成26年度から順次民間委託を進めております。その中で3歳児以上に対する主食の提供を、市立20園のうち14園で実施しております。
現在のところ、主食の提供を行っていない6園につきましては、家庭から主食を持参いただき、衛生面に問題が生じないよう登園後に園内の冷房の効いた適切な環境で保管し、給食時に提供しています。
昨今の気象状況や保護者の利便性などを考慮し、市立の全園について、主食の提供ができるよう検討しているところでございます。
○議長(荒木竜二君)齋藤武次郎議員。
◆35番(齋藤武次郎君)今の答弁でいくと、市立の全園において主食の提供ができるよう検討しているという御答弁だったように認識いたしました。同じ公立の保育所で、主食を持っていかなければいけないところ、園が提供しているところ、また同じ園で3歳未満児には提供するけれども、3歳以上のお子さんには提供していないという実態があるし、この暑さですから、朝持っていった主食が本当に衛生上大丈夫なのかという不安も、やはり気持ちとして分かるわけですから、ぜひ検討ではなくて早期に実現していただきたいと、要望しておきたいと思います。
この項の最後に、老朽化対策についてお伺いいたします。
先日、今回の給食対応について、保育所を視察させていただいた際にも感じましたが、市立保育所の建物の古さには驚いたと同時に、保護者が持参した主食が、保育士の皆さんの休憩室で保管されていたことにも驚きました。
民間保育所では、国の補助制度を活用して年に2園から3園程度、計画的に建て替えが実施されています。市立保育所についても計画的に建て替え等を実施していくべきだと思いますが、当局の御見解をお尋ねいたします。
また、保育士不足が大きな課題になっている今日、今後の保育所維持のためには、保育士確保は最重要課題であります。
施設建て替えの際には、保育士の皆さんが働きやすい環境を整備するため、休憩所等の整備をしっかりしていただくことも要望して、お伺いいたします。
○議長(荒木竜二君)野田保健福祉局長。
◎保健福祉局長(野田和男君)本市の市立保育所、市立認定こども園は、建築後かなりの年数が経過した施設もありますが、これまでも計画的な修繕や、職員が定期的に園内の各設備の安全点検を行うことによって園児が安全に過ごせる保育環境を構築しております。
一方で、待機児童対策のため、遊戯室など使用可能な施設をできるだけ保育室として活用したことや、積極的な職員採用による職員数の増加により、職員室や休憩室が手狭になるなどの事例も見受けられます。そのため、施設の建て替えによって保育環境や保育の質の向上が図られるとともに、保育士等が働きやすい環境が整備できますので、公立幼稚園・公立保育園・公立認定こども園の適正配置計画も踏まえながら、計画的な施設の建て替えに向けた検討を進めているところでございます。
○議長(荒木竜二君)齋藤武次郎議員。
◆35番(齋藤武次郎君)計画的な施設の建て替えに向けた検討を進めているということで、この答弁については評価をさせていただきたいと思います。
保育士の皆さんの処遇改善も必要ですが、保育士の皆さんの働きやすい環境整備は、保育士不足対策として必要不可欠だと思います。近い将来、今以上の保育士不足が生じて、待機児問題がさらに深刻化すると懸念する声もお聞きしています。今後の保育士確保対策の一つとして、保護者の皆さんが安心して子育てと仕事を両立できる、子育てするなら倉敷でと言われるまちの実現のためにも、施設の建て替え等を進めるべきだと思います。このことを申し上げて、次の項に移らせていただきます。
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